ストーリー
◆ストーリー
アメリカ中西部、広大な森林地帯に囲まれた小さな街「ラクーンシティ」。
大手一社の薬品産業に支えられ、普段はほとんど人の訪れることのない、
静かなこの街が奇妙な猟奇事件で取り沙汰されて2ヶ月・・・。
街は今、新たな惨劇の舞台へと変わろうとしていた。
ラクーンシティに向けて夕日に染まったハイウェイを走る一台の車があった。
レオン・S・ケネディ。ラクーン市警に新しく配属が決まった新米警官だ。
配属初日を派手な遅刻で飾ることになりそうだが、市警察からは何の音沙汰も無い。
というより、何度となく交信を試みているのだが、まったくつながらないのだ。
同じ頃、クレア・レッドフィールドは、音信の途絶えた兄の消息を追っていた。
ラクーン市警に身を置く兄からの連絡がなくなって2ヶ月・・・。
兄の身に一体何が起こったのか? 未だ解明されないあの猟奇事件と何か関係があるのか?
異様な胸騒ぎを感じながら彼女はラクーンシティを目指してバイクを飛ばす。
圧倒的な恐怖と絶望の支配する世界が待つことを二人はまだ知らない・・・。